網膜剥離 原因

目の奥側にある「網膜」という膜が、剥がれていく病気です。
一度、網膜が剥がれてしまうと、自然に治ることは、まずあり得ず、進行した状態を放置すると、最悪の場合、失明に至ります。

原因としては、「糖尿病網膜症」などの特有の疾患に起因するものもありますが
何らかの原因で、網膜の一部に孔があき、そこから網膜の下に液体がたまって網膜を浮き上がらせて発症するものもあります。

 

網膜剥離 自覚症状

「飛蚊症(虫や糸くずのようなものが飛んで見える症状)」
「光が見える」
「視力が低下する」
「ものが欠けて見える」

などが挙げられます。しかし、

「まったく症状がなかった」
「気づかなかった」

と、これといった原因もないまま突然この病気を発症する方もいらっしゃいます。

 

網膜剥離 治療

直前の状態であれば、レーザー治療で完治が可能

自然治癒は望めません。
もし、「網膜剥離」を起こす直前の状態、いわゆる網膜に孔があいただけの状態であれば、レーザー治療によって、孔をふさぐことができます。

この場合は、外来治療で、点眼麻酔での治療が可能であり、終了後、すぐに帰宅することができます。
しかし、散瞳剤を使用して、瞳孔を大きく開く必要があるため、車の運転はできなくなります。


治療費は、片眼3万円~5万円。

 

進行していれば、手術が第一選択
網膜剥離がかなり進行しており、レーザー治療で太刀打ちできないほどの状況であるなら、手術での整復が第一選択となります。

 

網膜剥離の状況での注意

ちょっと見えにくいと感じていたが、眼鏡を作り変えれば見えるようになるだろうとたかをくくって、症状が出てから数日後に受診を決意。

会社帰りにちょっと立ち寄った眼科で、「網膜剥離」と診断されそのまま、入院となり、トイレ以外は絶対安静。

明日には、手術すると説明されるも、事態が一向にのみこめず、困惑するばかり。
スタッフに何度も説得されるが、「明日はどうしても会社に行かなければならない。行かせてくれ。」と訴え手術を拒否。

後から来院した家族に説得されて、しぶしぶ納得する・・・・

つまりは、事態の深刻さがのみこめないというパターンが非常に多いです。


見えにくいだけで、本人は痛くもかゆくもなければ体は元気で、倦怠感や疲労感もないという状況において、いきなり「安静」だの「手術」だの言われても、ピンとこないというのは心情的には、理解できます。

 

網膜剥離になりやすい人

特に近視が強い方は、目の長さが長く、網膜が引っ張られている傾向があるため、この病気を発症する可能性が高いと言えます。

定期的に目を診てもらう習慣をつけること飛蚊症など、ちょっとでもおかしいと感じる症状があればすぐに眼科で診てもらうことを、お勧めしたいと思います。

 

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